爺が時事を知ったかぶり

憂国ジーサンの戯言

台湾という国

G7で「台湾海峡」は重要な課題という決議がなされました。
でも、本当は「台湾」としたかったようです。
ドイツとイタリアが難色を示し、「台湾海峡」になったとか。


「台湾」とした場合、台湾をとして認めてしまうことになるからですよね。


ドイツは中国の最大の貿易相手国です。
だから、中国に配慮したんでしょう。
ドイツ国内では、中国との経済が密接になり過ぎという声があがり始めています。
今まで付き合いを疎かにしてきた日本を見直すとも言い始めています。
来年、メルケルさんが引退するようなので世界情勢も変わるかもしれませんね。


一方のイタリアは、中国の一帯一路政策に絡めとられていました。
コロナが流行り始めた頃、イタリアは爆発的といっていい位
患者数が増えました。
中国の武漢から逃げ出した中国人が相当数、イタリアに入国したと
いう情報を目にしたことがあります。
武漢を閉鎖するのが遅かったのは、一部の特権階級の中国人が
海外に逃げるための時間稼ぎだったんでしょうかね。


日本も、ドイツやイタリアと似たところがありますよね。
対中国の貿易は全体の20%に及んでいます。
段階的に減らしていく状況は出てきていますので、
今後は改善していくと思われます。
政府には、「台湾」を国として認める強い態度が欲しいです。


それぞれの国の事情があるにしても、G7で対中国包囲網の合意が
得られたのは大きな成果だと思います。


記事とは関係ありませんが、台湾バナナとパイナップルを食べました。
どちらも、値段は少々高めですが、値段以上に美味しかったですよ。
下の画像は産經新聞に載った、台湾政府の全面広告です。
なんだか、気持ちがあたたかくなります。