爺が時事を知ったかぶり

憂国ジーサンの戯言

異常気象に思うこと

高田純(理学博士)氏によると、
今年、噴火したトンガ海底火山は
大型水爆並みの爆発だったという。


大量のエアゾル放出で日射を遮断するため、
一時的な気候の寒冷化をもたらす。
過去にもあった現象だとか。
今後、数年間の地球は「寒冷化」に向かうようだ。
日射を遮断することから、太陽光発電にもマイナス影響となる。
「脱炭素」は一時中止しないと、エネルギー危機におちいる。


地球の大きな気候変動は、たいてい火山からのエアロゾルと
太陽の活動周期が原因とのこと。
CO2などより、エアロゾルの方が気候変動に影響があるようだ。
日本の大雨に大きな影響を及ぼしているのは、
中国で発生しているエアロゾルという。
雨粒は核となる微粒子がないと発生しない。
近年、日本に水害をもたらしている帯状降水帯も、
大気中の水分と微粒子の結合によって発生している。


考えてみれば、中国の工業が発展してから
帯状降水帯が頻繁に発生するようになった。
工場の煤煙対策もろくにしていないと思われる。
それに内陸部の乾燥(黄砂)も関係しているのだろう。
日本人が緑化のために活動していたが、
木が大きくなる前に、薪として伐採するのだとか。
中国人は緑化の結果、どんな良いことが起こるかより
目先の利益しか考えられないのかもしれない。