爺が時事を知ったかぶり

憂国ジーサンの戯言

選択的夫婦別姓と家族制度

結婚しても男女それぞれが別姓というのは、
世界ではよくあることだとマスコミは言っている。
日本だけが、旧態依然だという論調だ。
実際のところはどうなのだろうか。


世界的に見ると、夫婦が共通の姓を名乗る国は多々ある。
アメリカは1970年に夫婦別姓を認めたが、
共通の姓にしている割合は70%近くになるという。
ヨーロッパではスイスとオーストリア、ドイツ以外は、
夫婦別姓が当たり前のようだ。
男女平等の価値観から来ているらしい。


だからといって、必ず夫婦別姓という訳ではない
いくつか選択肢がある。
一番目につくのが「夫の姓」+「妻の姓」+「自分の名」だ。


中国と朝鮮は夫婦別姓だ。
しかし、彼らの女性に対する考え方はヨーロッパとは違うようだ。
男尊女卑が根底にあって、妻に同じ姓を名乗らせないのだとか。


日本だけが、妻は強制的に夫の姓にさせられているという論調もある。
だから女性差別だと言うのだ。
しかし、それは大きな間違いだ。
日本の場合、女性を家族の一員として迎え入れる
証としての夫婦同姓なのだと思う。


マスコミは女性は虐げられてきたと言い続けているが
左翼がでっち上げた嘘だ。
それについて、違う機会に記事にしようと思う。
日本の男は、カミさんに頭があがらない人が多いのは事実だ。


日本では結婚後、夫婦どちらの姓も名乗れる。
例え、当初は夫の姓であっても何らかの事情があれば
妻の姓に変更も可能なのだ。


姓に関して、ここまで融通がきくのに何故
夫婦別姓を推進しようとしているのか。


それは、日本の家族制度を破壊しようという目論みがあるからだ。
主に立憲民主党が、民主党時代から推進している。
困ったことに、自民党にも推進派が100名ほどいる。
親中派の二階派が中心になっているところを見ると、
この「選択的夫婦別姓」の背景に誰がいるか分かる。


「選択的」と優しい言い回しにしているが、
いざこの法律が制定されたら、
マスコミは夫婦別姓にしない人達を
差別するのは目に見えている。