爺が時事を知ったかぶり

憂国ジーサンの戯言

男女共同参画に思うこと

政府は閣議で、2022年版の男女共同参画白書を決定しました。
その大まかな内容は以下のようです。


未婚率の上昇や共働き世帯の増加など
結婚や家族の姿が多様化した現状を踏まえ、
「さまざまな政策や制度が戦後の高度成長期のままとなっている」
「もはや昭和ではない」と強調。
配偶者控除など各種制度を見直す必要があると提起した。

世帯単位でなく個人単位の制度設計や、
女性が経済的に自立できる環境づくりの必要性も強調した。


働く女性が推進され、
女性の権利や女性の社会進出が
正しいのだと言わんばかりです。
まるで「専業主婦」が時代遅れかのように
男女共同参画で議論されていますね。


でも、現実はどうなんでしょうか?
子供がいたら、フルタイムで働かせてくれる企業は少ないようです。
働いていたとしても、夜まで子供を家で一人で留守番させたら
育児放棄してるって言われそうです。


働いている既婚女性の約6割が年収200万円未満だそうで、
これを基準にして、男性の給料をあげない風潮もあるとか。
先進国で給料が上がっていない国は日本だけです。
むしろ下がっていますよ。

戦後の政策によって、大家族が核家族となり、
その核家族も壊されようとしています。


家族があって、地域社会が出来ます。
地域社会があって国が成り立ちます。
これが、時代に関係なく日本の本来の姿であり
それが強さでもあったと思います。
日本は、男女それぞれが持って生まれた特性を活かし合い、
役割分担していたんです。


男女共同参画を強力に推進した国がありました。
スターリン時代のソビエト連邦です。
その結果、人口減少で失敗したと分かり止めたのです。
その制度を今頃持ち出して、日本の家族制度を壊して、
少子化や離婚が増えるといった状況になっています。
日本を弱体化させる制度に他なりません。


男女共同参画には年間10兆円も使われています。
そのお金はどこに消えているのでしょうか。
全くの無駄遣いです。
そのお金を防衛費に回したらどうでしょうか。